土地の区画形質の変更とは

 「土地の区画形質の変更」とは、「区画の変更」「形の変更」

「質の変更」のいずれかに該当する行為がある場合です。

(1)区画の変更

   「区画」とは、1軒の住宅の敷地等、物理的な利用状況が

   他の土地とは独立して区切られた土地の範囲のことです。

   「区画の変更」とは、「区画」の範囲を変更することです。

   土地の単なる分合筆や所有権、賃借権等の権利関係の変更

   は、ここでいう「区画の変更」には該当しません。

(2)形の変更

   「形」の変更とは、切土・盛土等の造成工事を行うことで

   す。

(3)質の変更

  「質」の変更とは、土地の利用形態上の性質(宅地、農地、

山林、道路等)を変更することです。

    以上。

特定工作物とは(法第4条第11項)

法第4条11項(定義)

この法律において「特定工作物」とは、コンクリートプラントその他周辺の

地域の環境の悪化をもたらすおそれがある工作物で政令で定めるもの(以下

「第一種特定工作物」という。)又はゴルフコースその他大規模な工作物で

政令で定めるもの(以下「第二種特定工作物」という。)

1.第一種特定工作物とは

 「第一種特定工作物」とは、法第4条第11項に定めるコンクリートプラント

のほか、周辺地域の環境の悪化をもたらすおそれのある工作物で政令第1条第

1項各号に定めるものです。

2.第二種特定工作物とは

 「第二種特定工作物」とは、ゴルフコースのほか、大規模な工作物として政令

の第1条第2項各号で定められているもの(1ヘクタール以上の開発行為に限る。)

で、野球場、庭球場、陸上競技場、遊園地、動物園その他の運動・レジャー施設

である工作物と墓園が該当します。

    以上。

用語の定義

開発行為とは(都市計画法第4条第12項)

この法律において「開発行為」とは、主として建築物の建築又は特定工作物の建設の

用に供する目的で行なう土地の区画形質の変更をいう。

※次回は特定工作物についてご説明いたします。

No.5現場を経験して得られた事項。

1.発注者:某市役所 (S54)

2.工事概要:下水道幹線工事 Φ1,100、L=10m、推進工事、Φ250 L=50m、オープン掘削

3.私の立場:現場代理人(3回目)

 

※ 新たに経験できた内容

1)推進工事の機械と立坑工事及び歩掛

2)簡易山留H=4m内にΦ250の汚水管を梯子胴木基礎で敷設。

3)梯子胴木基礎の下に末口18cm,長さ4mの松杭をモンケン打ち。

4)マンホール工事(1号、3号、4号、特殊マンホール)。

5)マンホールの副管設置の構造及び作業順序。

6)特殊マンホールの鉄筋の加工組み立て状況及びスリーブ部分の補強筋。

  以上です。

No.4現場を経験して得られた事項。

1.発注者:建設省江戸川工事事務所(S53)

2.工事概要:江戸川右岸の低水護岸工事。

      延長 L=100m

    ブロック張り工 A=1,550㎡

3.私の立場:現場代理人(2回目)

※ 新たに経験できた内容

1)護岸工事基礎工の笠コンクリートに鋼矢板Ⅱ型ℓ=3mをバイブロハンマーで打ち込む作業。

2)仮設工事で河川水の締切矢板が自立式では耐えられず、H剛腹起し、切梁材を追加して工事を完成させたこと。鋼矢板はⅢ型12m,根入れ7m、L.W.Lが+4.5m、余裕高0.5m。

3)仮設道路に使用する大型ダンプの積載量の検収方法。

 5~6台列なって並ばれると、気持ちが大変でした。

    今回は以上です。

No.3現場を経験して得られた内容。

1.発注者:建設省江戸川工事事務所 (S52)

2.工事概要:護岸修補 L=430m

コンクリートブロック張り、A=2,600㎡

3.私の立場:現場代理人(初)

※新たに経験できた事。

1)河川ブロックの工場検査立ち合いの出来たこと。

2)吸出し防止材の施工方法。

3)施工計画書を初めて作成しました。

4)完成検査書類の勉強が出来ました。

  以上です。

No.2現場で得たもの。

1.発注者:某市役所

2.工事内容:下水の処理施設築造(最終沈澱池1基、最初沈澱池1基)

3.私の担当:現場係

4.沈澱池の規模:両沈澱池共、長さ約50m,幅約40m,掘削深さ約4m,

5.新たに経験して得たものを記します。

1)土工事において掘削の安定勾配と小段の作り方。

2)池の底版厚の管理、設計厚40cmだったと思いますが1cm違うと

 コンクリートのボリューム20㎥の差が出ます。

3)池の外周壁の厚さは30cm,池の底版と竪壁の交点部分は高さ約1mの5分勾配位。

4)ピットは一つの池に4か所ありました。

5)型枠大工に四角錐のピットの斜長について質問された記憶があります。ルート計算

 が必要でした。

6)生コン打ちに当り高さ約4mの壁型枠のサポートの仕方、コンクリートスラブの支保工

 の組み方等勉強しました。

7)ピット部分の鉄筋加工組立が入組んでおり、型枠組立が大変だったようです。

8)12月にコンクリートの打設をしましたので、凍結防止のコンクリートの養生方法。

   この現場では以上です。

建設会社勤務の略歴

1.勤務年数32年間(一社)1,976年~2,008年

2.現場経験、約10年

3.工事の積算業務、約10年

4.民間工事の設計業務、約12年間です。

※最初に現場経験について述べさせて頂きます(初めての現場から順に)

①今回は初めての現場について述べさせて頂きます。

1.発注者:埼玉県

2.工事内容:道路延長約800m,道路改良工事(道路側溝、雨水管、舗装工)

3.私の任務:現場代理人の補佐

4.道路側溝設置の丁張測量初めての経験。

5.道路中心線測量のカーブセッチング初めての経験。

6.道路のカーブには片勾配がついてました。

7.土方カーブも勉強しました。

8.現場用の建設機械がトレーラーで運ばれて来て現場におろされる。

9.現場はスゴイと思いました。

10.道路側溝の敷設の仕方初めて見て大変さを知る。

11.合わせて側溝製品の種類知る。

12.雨水管(H.P)Φ450~Φ800位の測量作業と敷設工事を知る。

13.雨水集水桝の型枠作成とコンクリート打設及びグレーチングの受枠設置のタイミング勉強する。

14.今はほとんど工場生産でしょう。

15.雨水マンホールの種類と設置方法知る。

16.マンホール鉄蓋の種類と設置方法知る。

17.道路両側の側溝の敷設、集水桝の敷設、雨水管及びマンホール(1号、2号)敷設終了して

次は舗装工事。

18.モーターグレーダー(初めて見る)で不陸整正してマカダムローラー、タイヤローラーで

路床転圧。

19.その後L≒800m区間を20mピッチで路床の高さの出来高管理。

20.路床の出来高管理を終えて次は下層路盤、上層路盤の工事。

21.各路盤工事が終了した時点で、品質管理として一定の間隔で砂置換による密度試験を実施した経験があります。

22.路盤工がO.Kとなりましたらいよいよ舗装工のメイン表層工(今回は表層のみ)です。

23.まずプライムコートして砂の散布(初めて見る)

24.そしてアスファルトフィニッシャーと合材運搬車(大型ダンプ)がドッキングして

アスファルト合材を敷き均して、熱いうちにローラーで転圧。私はここで転圧前の合材の温度

管理をしました。150度前後でした。

25.アスファルト合材が固まった後に一定面積ごとにコアーを抜き取り、アスファルトプラントの試験室で密度試験をいたしました。これらが完成検査の一部の書類になります。

   以上が初めての現場状況です。

公務員(埼玉県庁の出先機関)2年間の経験業務の内容

1.1年目:調査課に配属で出先機関ですから各事務所に私の事務所の庶務課長に連れられて

     挨拶回りした記憶があります。その時に姉の友達が県税事務所におりました。

    ・業務の内容は管内(各市町村)に設置した水路の水位観測(自動記録)。

    ・幹線道路計画の図面作りの手伝い、(国庫補助金を受けるための資料の一部)

2.2年目:工務課

    ・管内市町村に県の補助金を割り当てるための、市町村から上がってくる設計書  の審査業務の手伝い。

私の略歴

1.1,951年 埼玉県坂戸市で出生

2.高校を卒業して2年間公務員の経験(埼玉県庁)

3.大学(4年間)

4.1976年~2,008年(建設会社勤務)

5.2,010年 事務所設立