続き ③造成計画平面図

③造成計画平面図(明示すべき事項)

 開発区域の境界、切土又は盛土をする土地の部分、がけ(地表面が水平

面に対し30度を越える角度を成す土地で硬岩盤(風化の著しいものを除

く。)以外のものをいう。以下この項、第23条、第27条第2項及び第

34条第2項において同じ。)又は擁壁の位置並びに道路の位置、形状、

幅員及び勾配。

  以上。

続き ②土地利用計画図

②土地利用計画図(明示すべき事項)

 開発区域の境界、公共施設の位置及び形状、予定建築物等の敷地

の形状、敷地に係る予定建築物等の用途、公益的施設の位置、樹木 

又は樹木の集団の位置並びに緩衝帯の位置及び形状。

  以上。

土地の区画形質の変更とは

 「土地の区画形質の変更」とは、「区画の変更」「形の変更」

「質の変更」のいずれかに該当する行為がある場合です。

(1)区画の変更

   「区画」とは、1軒の住宅の敷地等、物理的な利用状況が

   他の土地とは独立して区切られた土地の範囲のことです。

   「区画の変更」とは、「区画」の範囲を変更することです。

   土地の単なる分合筆や所有権、賃借権等の権利関係の変更

   は、ここでいう「区画の変更」には該当しません。

(2)形の変更

   「形」の変更とは、切土・盛土等の造成工事を行うことで

   す。

(3)質の変更

  「質」の変更とは、土地の利用形態上の性質(宅地、農地、

山林、道路等)を変更することです。

    以上。

特定工作物とは(法第4条第11項)

法第4条11項(定義)

この法律において「特定工作物」とは、コンクリートプラントその他周辺の

地域の環境の悪化をもたらすおそれがある工作物で政令で定めるもの(以下

「第一種特定工作物」という。)又はゴルフコースその他大規模な工作物で

政令で定めるもの(以下「第二種特定工作物」という。)

1.第一種特定工作物とは

 「第一種特定工作物」とは、法第4条第11項に定めるコンクリートプラント

のほか、周辺地域の環境の悪化をもたらすおそれのある工作物で政令第1条第

1項各号に定めるものです。

2.第二種特定工作物とは

 「第二種特定工作物」とは、ゴルフコースのほか、大規模な工作物として政令

の第1条第2項各号で定められているもの(1ヘクタール以上の開発行為に限る。)

で、野球場、庭球場、陸上競技場、遊園地、動物園その他の運動・レジャー施設

である工作物と墓園が該当します。

    以上。

用語の定義

開発行為とは(都市計画法第4条第12項)

この法律において「開発行為」とは、主として建築物の建築又は特定工作物の建設の

用に供する目的で行なう土地の区画形質の変更をいう。

※次回は特定工作物についてご説明いたします。

No.5現場を経験して得られた事項。

1.発注者:某市役所 (S54)

2.工事概要:下水道幹線工事 Φ1,100、L=10m、推進工事、Φ250 L=50m、オープン掘削

3.私の立場:現場代理人(3回目)

 

※ 新たに経験できた内容

1)推進工事の機械と立坑工事及び歩掛

2)簡易山留H=4m内にΦ250の汚水管を梯子胴木基礎で敷設。

3)梯子胴木基礎の下に末口18cm,長さ4mの松杭をモンケン打ち。

4)マンホール工事(1号、3号、4号、特殊マンホール)。

5)マンホールの副管設置の構造及び作業順序。

6)特殊マンホールの鉄筋の加工組み立て状況及びスリーブ部分の補強筋。

  以上です。

No.4現場を経験して得られた事項。

1.発注者:建設省江戸川工事事務所(S53)

2.工事概要:江戸川右岸の低水護岸工事。

      延長 L=100m

    ブロック張り工 A=1,550㎡

3.私の立場:現場代理人(2回目)

※ 新たに経験できた内容

1)護岸工事基礎工の笠コンクリートに鋼矢板Ⅱ型ℓ=3mをバイブロハンマーで打ち込む作業。

2)仮設工事で河川水の締切矢板が自立式では耐えられず、H剛腹起し、切梁材を追加して工事を完成させたこと。鋼矢板はⅢ型12m,根入れ7m、L.W.Lが+4.5m、余裕高0.5m。

3)仮設道路に使用する大型ダンプの積載量の検収方法。

 5~6台列なって並ばれると、気持ちが大変でした。

    今回は以上です。

No.3現場を経験して得られた内容。

1.発注者:建設省江戸川工事事務所 (S52)

2.工事概要:護岸修補 L=430m

コンクリートブロック張り、A=2,600㎡

3.私の立場:現場代理人(初)

※新たに経験できた事。

1)河川ブロックの工場検査立ち合いの出来たこと。

2)吸出し防止材の施工方法。

3)施工計画書を初めて作成しました。

4)完成検査書類の勉強が出来ました。

  以上です。

No.2現場で得たもの。

1.発注者:某市役所

2.工事内容:下水の処理施設築造(最終沈澱池1基、最初沈澱池1基)

3.私の担当:現場係

4.沈澱池の規模:両沈澱池共、長さ約50m,幅約40m,掘削深さ約4m,

5.新たに経験して得たものを記します。

1)土工事において掘削の安定勾配と小段の作り方。

2)池の底版厚の管理、設計厚40cmだったと思いますが1cm違うと

 コンクリートのボリューム20㎥の差が出ます。

3)池の外周壁の厚さは30cm,池の底版と竪壁の交点部分は高さ約1mの5分勾配位。

4)ピットは一つの池に4か所ありました。

5)型枠大工に四角錐のピットの斜長について質問された記憶があります。ルート計算

 が必要でした。

6)生コン打ちに当り高さ約4mの壁型枠のサポートの仕方、コンクリートスラブの支保工

 の組み方等勉強しました。

7)ピット部分の鉄筋加工組立が入組んでおり、型枠組立が大変だったようです。

8)12月にコンクリートの打設をしましたので、凍結防止のコンクリートの養生方法。

   この現場では以上です。