調節池の計画については、「防災調節池技術基準(案)」によ
り、調整池の計画については、「大規模宅地開発に伴う調整池技
術基準(案)によることを原則とする。
【解説】
1.調節(整)池の計画にかかる基準は、「防災調節池技術基準
(案)」及び「大規模宅地開発に伴う調整池技術基準(案)」
において、次の事項について定められている。
①洪水ピーク流量の算定方法
②洪水到達時間
③流出係数
④計画対象降雨
⑤流出ハイドログラフの算出(貯留・浸透施設を併用する場合
を含む)
⑥洪水調節容量の算定法
⑦許容放流量の設定
⑧設計堆積土砂量
2.許容放流量の設定の際には、下流河川の局部的改良による流
下能力の増加の可能性についても検討しておくことが大切であ
る。
以上です。
※上記の調節(整)池の計算についての解説文は、
「宅地防災マニュアルの解説」の引用です。